夜間日記

2022年8月1日~2023年7月31日

第347夜

廃墟のような、木造のボロボロの家屋の2階にいた。1階の玄関が開け放たれ、日本刀を持った強盗が押し入ってくる気配がした。1階には私の友人たちがいる。階下から乱闘する声が聴こえるので、私は慌てて隠れる場所を探したが、2階は屋根裏部屋のような空間で…

第346夜

久しぶりに通帳を開くと、「−4,000,000」という見たことのない巨額の支払い履歴が印字されていて、思わず声が出た。一括で400万円もする買い物をした覚えが無いので、何かしらの詐欺か、と疑ったが、よくよく思い出してみれば、体長3メートル近い巨大なシナ…

第345夜

猛暑。 4時間55分43秒。

第344夜

虚無。 6時間27分0秒。

第343夜

体長2メートル近いゴールデンレトリバー3匹を、順番に撫で回す。 8時間58分13秒。

第342夜

カヌーで川を下っていた。山間を縫うように出来た谷を流れる、幅の狭い川だった。一番下まで下って行くと、川の最後は、ヨーロッパの宮殿の中庭にあるプールに続いていた。真っ白な大理石に囲まれた、美しいプールの真ん中でカヌーを降り、私はプールを泳い…

第341夜

虚無。 7時間49分40秒。

第340夜

虚無。 6時間2分6秒。

第339夜

夜中の駅前ロータリーには、ロータリーを覆い尽くすほどに巨大な、円形の流れるプールが設置されていた。駅舎の蛍光灯に照らされたプールは、反時計回りに流れており、小学1年生から6年生までの、合計500人近くの子どもたちが浸かっていて、満員だった。混ん…

第338夜

中学校のダンス部の発表を観ていた。教室を半分に区切り、黒板側をステージ、後ろ側を客席に見立てて、布で装飾された黒板を背景に、10人の女の子たちがバレエを踊っていた。衣装は全員、揃いの水色のロングドレスで、右頬には、黒のアイライナーで小さくダ…