夜間日記

2022年8月1日~2023年7月31日

第347夜

廃墟のような、木造のボロボロの家屋の2階にいた。1階の玄関が開け放たれ、日本刀を持った強盗が押し入ってくる気配がした。1階には私の友人たちがいる。階下から乱闘する声が聴こえるので、私は慌てて隠れる場所を探したが、2階は屋根裏部屋のような空間で、隠れられそうな戸棚や天井裏は無く、オロオロしているうちに、やがて、強盗が友人に刀を突きつけながら階段を上ってきた。私は咄嗟に、床に落ちていたボロボロの包丁を構えたが、強盗は私を見つけるや否や刀を振り上げ、私に切り掛かった。私の左腕には、縦に割くように一直線の切れ込みが入り、皮膚が捲れ上がった。

10時間37分50秒。