2022-12-05 第127夜 Monday ドアを開け、自室に入ると、2体の自分の身体があった。2脚置かれたパイプ椅子の上に、それぞれ体育座りをして、膝に顔を埋める格好で寝ていた。2体とも完全に私の身体であり、完全に生きている身体であったが、ピクリとも動かずに、うずくまった状態で、ただそこにあった。あまりの気持ちの悪さに、私は絶叫した。 6時間42分12秒。