夜間日記

2022年8月1日~2023年7月31日

第95夜

中学校に2度目の入学。「また来たのか」と言われるかと思っていたら、かつての担任の先生は、私の顔を覚えていないようである。私は職員室に乗り込んで、「中学は義務教育だから、登校してもサボっても卒業出来るんだぞ」と大声で宣戦布告した。2度も中学へ通う必要がある私を、先生たちは哀れみの目で遠くから見ていた。私は「中学校生活はどれだけ頑張っても履歴書に書ける経歴にはならない」「人生で最も重要なのは職歴だ」と喚き散らした。担任の先生の背中を殴りながら、泣いて自主退学を懇願した。

6時間38分19秒。