目覚めると、窓もドアも無い部屋に1人でいた。死後の世界である。コンクリート剥き出しの伽藍堂な室内には、裸の蛍光灯がかろうじて1本光っており、床には、スマホが落ちていた。拾い上げて、電源を入れると、私が昨日、死ぬ間際に友人知人に送ったメールが…
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