夜間日記

2022年8月1日~2023年7月31日

第216夜

昼食の時間になったので、サンドウィッチでも買いに出かけることにした。近所のコンビニに入ってみたが、サンドウィッチはおろか、おにぎりひとつ置かれていない。周辺のコンビニも見て周ったが、食料品はどこも売り切れており、最終的に自宅から3キロ近い場所まで来てしまった。仕方なく駅前まで出向き、マクドナルドに入店した。レジ前まで行くと、店員が唐突に「お名前は何ですか」と言う。私がフルネームと生年月日を答えると、「では本人証明の書類を」などと言い出すので、渋々保険証を差し出したら、店員はレジ内の本棚からクリアファイルを取り出し、その中の書類と私の保険証とを見比べて、「本人証明ができないため、お帰りください」と言い放った。私は途方に暮れながらマクドナルドを後にして、駅中の商業施設に入ると、そこで空腹の限界が来て、大勢の人が行き交う中、通路の真ん中で倒れ伏した。

6時間12分14秒。