夜間日記

2022年8月1日~2023年7月31日

第149夜

かつての同級生たち30人と合宿所に泊まりに来ていた。最終日のホームルームの時間に突然、引率の先生が「〇〇さんは小学生の時、●●君のことが好きだったんですよ」と、私の初恋を全員の前で発表した。同級生たちは全員苦笑い、●●君も苦笑い、私は、発表される意味も笑われる意味も分からず、混乱した。立ち上がって「そういう過去のプライベートな感情を、本人、ましてや関係の無い大人数の前で発表する意味が分からない。謝罪してくれ」と主張した。全員、失笑した。私が1人突っ立ったまま、ホームルームは終了した。帰る準備をしていると、●●君が女の子を連れて私の元までやって来て、「3人で帰ろう」と言った。女の子は、彼にカバンを持ってもらっていたから手ぶらだった。私は、初恋に失恋したようであった。

9時間20分17秒。